良好な環境の創造

水処理方式
水処理方式は、MBR(膜分離活性汚泥法)とA20法(嫌気無酸素好気法)の2方式併用で前段に高速ろ過を設置するハイブリッド法を採用しています。

 

晴天時処理フロー

雨天時処理フロー

 

 

※1高速ろ過設備
水量変動に強く、省スペース。
MBR膜ユニット保護や緊急時の多様な処理支援に有効。

 

※2MBR
従来法に比べて設備が小型。活性汚泥が処理水へ流失する心配がない。
処理水がろ過膜を通るため水質がよく、処理水の再利用も容易。
大腸菌など大きな微生物も除去できるため、河川などに放流する場合は処理水の消毒も不要。

 

※3  A20法
生物学的に窒素,りんを除去するために,生物反応槽を嫌気槽,無酸素槽,好気槽の順に配置し,好気槽の硝化混合液の一部を無酸素槽へ循環する処理方式。

※4 3W処理法
3W処理法(雨天時下水活性汚泥処理方法)は合流式初期汚濁改善のひとつ。従来の方法では晴天時 時間最大汚水量(1Qsh)だけを二次処理し、残りの2Qshは沈殿放流だったが、3W処理法では既存の活性汚泥処理を利用し、3Qshのうち1Qshを反応槽前段において従来通り処理し、沈殿放流していた残りの2Qshを反応槽後段にステップ投入し処理することが可能。
・Qsh:時間最大汚水量、計画1日最大汚水量発生日におけるピーク時1時間汚水量の24時間換算値であり、本事業では92,000㎥/日。